富士山目当てにインバウンド客であふれる山梨県富士河口湖町。富士山を巡っては、別の論争も。署名活動を始めた富士山登山鉄道に反対する会。富士五湖観光連盟会長、富士吉田市長らが顧問として名を連ねる。山梨県が打ち出した富士山登山鉄道構想。富士山の5合目までLRT・次世代型路面電車を走らせるもの。有料道路・富士スバルラインをそのまま使う。総工費は1400億円を見込んでいる。軌道敷設にあわせて地中に電気や水道などインフラを整備する計画で、列車の通年運転も可能に。山梨県・長崎幸太郎知事は住民説明会を行い富士山の置かれている現状を説明。オーバーツーリズム対策や排気ガス削減などのためという構想。環境省の調べによると登山者数はコロナ前の2019年比で94%と以前の水準に迫っている。運賃は1万円に設定し、利用者数を300万人程度に抑える試算。富士スバルラインでは 先月9日にも大規模な土砂崩れが発生。鳴沢村では大量の水分を含んだ雪が土砂を巻き込みながら濁流と化すスラッシュ雪崩が発生。反対署名活動の発起人・渡辺果林さんのコメント。富士吉田市・堀内茂市長の会見の様子が伝えられた。