温泉をお年寄りや障害がある人にも楽しんでもらいたいという「温泉ヘルパー」が神奈川・箱根町で本格的に始まった。依頼を受けて派遣されるのは介護福祉士や看護師などのペア。入浴介助を有料で行う。多くの観光客が訪れる箱根町。誰もが楽しめるようにバリアフリー化を進めていて、手すりやスロープなどを設置する温泉施設もあるが、そもそも階段のぼれない、降りられない人には難しいという。温泉ヘルパーの仕掛人の1人、作業療法士・初鹿真樹さん。段差が障壁になり、温泉への入浴を諦める人がいる状況を変えたいと思ってきた。そこで町の観光協会と協力して、1年前から入浴介助の実習を開始。約30人の温泉ヘルパーを養成した。静岡市富士市の小山萌子さんと和希さん夫婦は、こうしたサービスを心待ちにしていたという。
