中国の旧正月を祝う「春節」に合わせた大型連休が来週28日から始まるのを前に、富士山のふもとの観光地では今週に入ってから観光客が増えつつある。スキー場によると、おとといまでの1週間にスキー用具などをレンタルした中国と台湾からの団体は151組で前の週と比べ約1.7倍に増えているという。また河口湖畔にあるホテルでは今週から来月10日までの予約がほぼ埋まっていて、その9割ほどが中国からだという。一方、コンビニエンスストア越しに富士山が撮影できるとして観光客が集まる富士河口湖町の店舗周辺でも観光客が増えつつあり、きのうも横断歩道のない場所で道路を横断する危険行為が確認された。町は“状況を注視している”としている。