長澤まさみ主演の時代劇「おーい、応為」。長澤まさみが初主演した時代劇で永瀬正敏、King & Prince・高橋海人が共演。江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎。新1000円札に作品が採用されるなど、改めて芸術性が注目されている。主人公となったのは北斎の弟子でもある愛娘。父・北斎から葛飾応為の名を授かった江戸時代では珍しかった女性絵師。美人画ではかなわないと父・北斎も認める才能。親子で衝突しながらも芸術を愛した人生が描かれた。細田佳央太は「部屋のなかがずっと汚かった。俺の筆がねぇって。よくあれで集中できるなと。絵以外は興味がないのかなとか思ったりする。親子の生活を見せてもらう感覚」などと述べた。侍だって恐れない!父を守る強さに三つ星。映画で伝えているのは応為の才能だけでなくたくましく生きた強さ。侍が家を訪ねてきたシーン。北斎に絵を描いてもらおうと頼み込む侍。しかし、北斎はこれを拒否。すると、目の前で刀を抜き緊迫した事態に。立ち向かったのは娘・応為。細田佳央太は「自分の芯や軸を持って、絶対に折れないタイプの強かな女性像は現代的」などと述べた。長澤さんと永瀬さんは絵の練習を2か月も行ったという。映画は来週金曜日公開。