佐賀県白石町で伝統料理須古寿しを出すカフェをオープンした江口智子さん。朝8時半、江口さんは須古寿しの仕込みを行う。倉庫の奈良漬やムツゴロウの素焼きを煮込む。盛り付けは長男の歩さんが担当する。江口さんが作る錦糸卵は飾り付けのキーポイントになるのだという。お店は11時半オープン、おしぼりの袋には江口さんがイラストを書き込む。定休日、江口さんはお店で販売する雑貨を作る。消しゴムはんこは娘さんが幼稚園で使うものに名前を一つ一つ書くことが面倒だったからだという。夕方、旦那さんと散歩する田園風景が江口さんのお気に入りだとし、もっとこの風景をいろいろな人に知ってほしいという。夕食は長男の歩さんの担当。お母さんとの仕事は楽しく、須古寿司しを残すということにやりがいを感じているという。カフェを開いて1年は激動だったと話す江口さん、ただ楽しい思い出の方がよく覚えているという。ある日、江口さんは週末の夜営業のために家庭菜園の大根を収穫。この日はおでんを作るという。ランチ営業とは違いビュッフェスタイルで。この日も夜の営業は賑わった。