世界3位の地熱資源を持つ日本。それを最大限活用しようと立ち上がったのは、業務スーパーの創業者、沼田昭二さんだ。2016年に新会社を設立し、120億円の私財を投じて地熱開発に邁進してきた。熊本・小国町に地熱発電所が完成し、試運転に成功。来月から本格稼働し、8000世帯分を発電する。日本の地熱開発の課題は、長い開発期間と莫大な費用。沼田さんはその壁を業務スーパー流の画期的なやり方で乗り越えようとしている。自社開発した自走式の掘削機は、山奥でも道の整備をせずいち早く現場へ入り、調査費用を5分の1に減らした。さらに地熱開発のパッケージ化やフランチャイズ化を導入し、すでに全国30か所以上で掘削の許可を得ている。発進!ミライクリエイターの番組宣伝。