すでに世界10カ国以上で上映され数々の映画賞を受賞している話題作「小学校 ~それは小さな社会~」は2021年世田谷区の公立小学校に1年間密着し制作された。英語タイトルは「THE MAKINIG OF JAPANESE」NIPPON CONNECTION・映画祭プログラマー・フロリアン・ヘアは「この映画は日本の教育制度を本格的に見せてくれる」と話した。映画を製作は英国人の父と日本人の母を持つ山崎エマ監督が日本で生まれ育ち海外へ渡って感じたことを描いた。山崎監督は「日本の小学校の6年間で作られた当たり前の価値観みたいなところが自分の強さとなって海外で褒められている気がしていて日本の小学校教育を撮れば当たり前にすごい教育の部分に気付けるかもしれないと考えた」と話した。外国人に映画を見てもらいそれぞれ感じた日本人らしさを語ってもらった。毎日違う給食や避難訓練に驚いたという。最も違和感があったのは掃除で、外国人にとっては人の仕事を奪っていると感じるという。フィンランドの女性トリさんが最も印象に残ったのは1人の叩くタイミングが合わず練習に行きたくなくなった女の子がやり遂げた音楽発表だった。映画では教師にも密着、子どもの前では見せない苦労や本音を話していて教師へのリスペクトや生き方を教えていると感想を話した。