今年一番の暑さとなった東京都心。立川市にある農園では異例の暑さ野菜に異変が。大根に亀裂が入り、切ってみると中に筋が入るように空洞化していた。食べることは出来るが商品として出荷することは出来ない。紫カリフラワーはつぼみが腐食し溶けてなくなっている。紫カリフラワーは収穫の約4割が廃棄処分となった。赤カブも急な暑さで水分が蒸発し腐るなど、約16種類の野菜が暑さの影響を受けている。危険な暑さは動物たちにも及んでおり、猛暑日となった奈良市ではシカたちが木陰でぐったりしていた。暑さが苦手なブタは人間のように汗による体温調節ができない。猛暑日の暑さになると夏バテになり体重が減るなど出荷スケジュールの調整が困難になるという。また暑さの管理が重要なので出産する母ブタで、暑さ対策として外に放すと冷たい泥に全身をつけ体温を下げる。ブタの暑さ対策としては水をかけるなど体を冷やすことが重要になる。都心が35℃を超えた場合、観測史上最速の猛暑日となる。明日も熱中症警戒アラートが千葉・和歌山・鹿児島・沖縄に出されている。