米の価格は9週連続で高騰し、5kg当たり3952円。宇都宮大学・小川真如助教によると、平均落札価格が2万2000〜2万6000円では高止まり、2万〜2万2000円では高騰抑制、1万7000〜2万円では下がるのではないかと予想していた。今回の平均落札価格は60kgあたり2万1217円なので高騰が抑制出来るのではとみられている。備蓄米の第1弾の放出分は来週にも業者に引き渡され、今月下旬にも店頭に並ぶとみられている。小川助教も「今月下旬〜来月上旬にかけ、消費者も値下がりを実感するのでは」と指摘。残り7万tの備蓄米についても、今月中に入札実施の方針。江藤農水大臣は「政策効果を見た上で、残り7万tを出すという判断もあっったが、早めに手を打った方がいいだろう」としてこの様な動きになったという。
備蓄米は今月下旬に流通の見通しだが、入札済みの備蓄米15万tのうち、2024年産は10万t、2023年産は5万t。2023年産よりも前のコメが「古米」。販売される際、備蓄米と表記する決まりは無い。味や品質については「新米だけだと炊き上がりが柔らかいので、古米をブレンドする」と話すのは寿司店。古米の味や質について五ツ星お米マイスター・西島豊造によると、政府の備蓄米は玄米のまま保管されている。15℃以下に管理されている状態なので「冬眠している状態」で味の違いはほぼ無い。ただし1度精米すると劣化が早いため、水分が抜けて食感がぱさつきやすかったり、少し酸っぱいにおいがする特徴がある。古米の劣化を防ぐには、購入後すぐに密封できる容器に移し、野菜室で保管するのが良い。美味しく食べられる目安は精米から約1ヶ月半。劣化が進むとコメの表面が酸化し、手で揉むと白い粉がつく。そのため再精米として金属製ザルに1〜2分こすりつけて表面を削り落とすと美味しく食べられる。古米におすすめの料理は、ドライカレーやチャーハン、牛丼・カツ丼など、やや味の濃いもの。
備蓄米は今月下旬に流通の見通しだが、入札済みの備蓄米15万tのうち、2024年産は10万t、2023年産は5万t。2023年産よりも前のコメが「古米」。販売される際、備蓄米と表記する決まりは無い。味や品質については「新米だけだと炊き上がりが柔らかいので、古米をブレンドする」と話すのは寿司店。古米の味や質について五ツ星お米マイスター・西島豊造によると、政府の備蓄米は玄米のまま保管されている。15℃以下に管理されている状態なので「冬眠している状態」で味の違いはほぼ無い。ただし1度精米すると劣化が早いため、水分が抜けて食感がぱさつきやすかったり、少し酸っぱいにおいがする特徴がある。古米の劣化を防ぐには、購入後すぐに密封できる容器に移し、野菜室で保管するのが良い。美味しく食べられる目安は精米から約1ヶ月半。劣化が進むとコメの表面が酸化し、手で揉むと白い粉がつく。そのため再精米として金属製ザルに1〜2分こすりつけて表面を削り落とすと美味しく食べられる。古米におすすめの料理は、ドライカレーやチャーハン、牛丼・カツ丼など、やや味の濃いもの。