福島第一原発の2号機で予定されていた燃料デブリの試験的な取り出しが、準備作業にミスがあり東京電力はきょうの着手を断念した。福島第一原発では1〜3号機に溶け落ちて固まった核燃料(燃料デブリ)が約880トンあるとみられ、廃炉への最大の課題となっている。東京電力ではミスの原因を調べていて、今後の日程は調整中だという。福島県は申し入れを行い、原因の究明と再発防止策を求めた。燃料デブリ取り出しの断念を受けて、東京電力の小早川智明社長は新潟県柏崎市で取材に応じた。
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