紅麹事態が問題があるわけではない。紅麹は古くから食品の着色料などに使われてきた。小林製薬の紅麹は安全なものであることが分かっている。サプリメントで被害が相次いでいることについて、東京大学の唐木英明さんはサプリメントのほとんどが錠剤・カプセルで有効成分を濃縮していることで、有毒な成分も濃縮してしまう特長がある。サプリメントは毎日接種するものでゆっくり症状が出てくることが起こりえるという。小林製薬の紅麹原因をおろしている52社と、その会社から原料を入手している173社では健康被害の報告はない。被害報告の原料から検出されたのはプベルル酸。小林製薬は1月15日、最初の症例があり、問題を公表したのは3月22日、調査に時間がかかったとしている。