急遽行われた記者会見。立憲民主党の蓮舫参院議員が7月の東京都知事選挙に出馬を表明。国会議員のバッジを外して臨んだ出馬会見で現職小池都知事との対決姿勢を鮮明にした。蓮舫氏をめぐってはこれまでも都知事選への出馬が取り沙汰されてきた。タレントや報道キャスターを経て2004年に政界に進出した蓮舫氏。事業仕分けで脚光を浴びると翌年に初入閣。圧倒的な知名度から2016年の都知事選では有力候補に名前があがった。しかし、やりたいことは国政と述べて都知事選出馬を見送り直後の参院選に出馬すると東京選挙区で100万票超えでトップ当選。その勢いで当時の民進党代表に就任。しかし、日本と台湾の二重国籍問題などで辞任。一度は見送った都知事選に今回満を持して出馬となった蓮舫氏。決断の背景には何があったのか。蓮舫氏は「(先日の選挙では立憲民主党は目黒、静岡で勝利したが)これについては(出馬に)影響していなかったといえば嘘になる、都知事になって都政から変えたい。それが結果として国政にも影響がでるような政策を実現していきたい」などコメント。同じころ現職の小池都知事は蓮舫氏の出馬について「出馬されると伺ってそれ以上の詳しいことは存じ上げていない(自身の出馬について)予定も何も決まっていない」などコメント。小池知事は早ければあさって29日にも出馬表明する見通し。都知事選には広島・安芸高田市の石丸市長など20人い字ょうが立候補を表明している。