来月の東京都知事選挙に立候補する意向を表明していた元衆議院議員の小林興起氏はきょう、記者会見を開き立候補を見送ることを明らかにした。理由について、小林氏は、都が事業を認可し、反対の声も上がっている明治神宮外苑の再開発に触れ「『神宮の森を切るな』ということに賛成して、それをやってくれるなら、田母神氏に頑張ってほしい。保守が立ち上がらなければならないが、保守で票を分け合ってもしかたがない」と述べた。東京都知事選挙には、現職の小池知事、蓮舫参議院議員、広島県安芸高田市の元市長・石丸伸二氏、タレント・清水国明氏、航空自衛隊の元航空幕僚長・田母神俊雄氏など、これまでにあわせておよそ50人が立候補の意向を示している。東京都知事選は今月20日告示、来月7日投票。