蓮舫氏は離党した立憲民主党の参院議員総会に姿を見せ、涙ながらに都知事選挙への決意を述べた。告示日に正式に立候補すれば、約20年務めた参議院議員を失職することとなる。現職の小池百合子氏は立憲民主党の最大支持団体「連合」の下部組織「連合東京」から都知事選での支援を取り付けた。夕方の共働会見で、小池氏は「首都防衛」、蓮舫氏は「若者の手取りを増やす」、石丸伸二氏は「政治屋の一掃」、田母神俊雄氏は「結果を出す政治」を掲げた。少子化対策について、小池氏は「お母さんの数を減らしてはいけないという思い」と話し、卵子凍結、無痛分娩の女性への取り組みを挙げた。蓮舫氏は「今の子供達が社会に巣立つ時、不安と負担のない東京都を作ることが少子化対策だと思ってます」、田母神氏は「とにかく所得を増やしてあげることが大事」などと語った。都知事選は7月7日、投開票を迎える。