中国野生動物保護協会との協定で、上野動物園のパンダの中国への返還期限が2月20日に迫る中、昨日、東京都は来月下旬の返還を発表した。これで、日本国内のパンダは約50年ぶりにゼロとなる。日本は今年に入り新たなパンダの貸与を要請していたが、日中関係が冷え込む中今後のパンダの来日は不透明となっている。木原官房長官は「現在複数の地方自治体や動物園からパンダの貸与を希望する声が寄せられていると承知をしております。政府としてはこうした要望を踏まえ、パンダを通じた交流が継続されることを期待している」などと話した。NNN中国総局長の柳沢高志さんは「中国はパンダを外交の武器として使っていて、関係が悪化する日本に対してパンダは圧力をかけるカードとなります。ある中国政府関係者は『高市政権の間は新たなパンダ貸与は難しいだろう』と指摘しています」などと話した。東京都は、今日からパンダ2頭どちらも観覧場所を複数に区切り1分程度までとし、来週火曜日以降は事前予約制にするという。最終観覧日は、来月25日に決定した。小池都知事は「園としてはこれからも繁殖・研究プロジェクトを継続していきたい」としている。
