現在韓国では若者を中心に”日本ブーム”が起こっている。韓国ではこのブームを「イエス ジャパン」と呼び、日本の文化への関心が高まっている。日本のアニメ・漫画・ドラマ・食事などが人気となっている中、特に日本の70~80年代のシティーポップが流行っているという。韓国に日本文化が広まったきっかけは1998年の日韓共同宣言で、当時の金大中大統領は宣言を機に日本の映画や音楽などの大衆文化を解禁。しかし領土や歴史に関する問題で関係は度々悪化し、中でも文在寅政権時代には日本製品の不買運動など戦後最悪と言われるまで関係が冷え込んだ。この状況を一変させたのが尹政権の誕生で、シャトル外交が12年ぶりに再開されるなど日韓関係が改善傾向に向かうと、韓国の人々も日本に対して肯定的なイメージを抱くようになった。