きょうから小泉八雲の妻セツをモデルにした連続テレビ小説「ばけばけ」の放送が始まるのに合わせて、きのう八雲の作品の魅力に迫る講演会が益城町で開かれた。八雲がセツと出会った松江市のほか、熊本も舞台のひとつとなっている。講演会では八雲の研究を続ける島根大学の宮澤文雄准教授が講師を務めた。この中で宮澤准教授は、「八雲は地域に伝わる民話などを物語にしていった。妻のセツが八雲に語って聞かせていく過程で、独自の解釈や情念が加わり、さらに作品の芸術性が高まった」と指摘した。また、「セツは語り聞かせに夢中になるあまり、寝ていても怖い夢を見てうなされていた」というエピソードなどを紹介した。
