自民党・小泉進次郎元環境大臣が先ほど記者会見を行い、総裁選への出馬を正式に表明。きのう、横浜市内の中高一貫校を視察し、野球部の練習に参加。野球少年たちに「迷ったらフルスイング。思い切ってやれば後悔は残らない」とアドバイスを送った。きょうの出馬会見の冒頭、「今回の総裁選は自民党が本当に変わるのか、変えられるのは誰かが問われる選挙。自民党が真に変わるには改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶこと」と述べた。進次郎氏は小泉純一郎元総理の次男として生まれた。2009年、28歳で衆議院議員に初当選し、若手の登竜門である自民党青年局長や環境大臣などを歴任。そして現役閣僚で初めて育児休暇を取得。環境大臣時代には気候変動問題の取り組みは「セクシーでなければ」と発言し物議を醸したこともあった。支持率低迷に苦しむ菅内閣では総理に退くよう泣きながら直訴した。今回、進次郎氏は菅前総理の意中の候補となっている。自民党・小泉進次郎元環境大臣が総裁選への出馬を正式に表明。きょうの会見では人生の転機、今後の改革について語った。派閥の裏金事件を受け、政策活動費は廃止し“旧文通費”は公開するほか、政治資金収支報告書に不記載のあった議員の選挙公認は新執行部で厳正に判断する方針を打ち出した。さらに、選択的夫婦別姓を「導入する」としている。こうした中、加藤元官房長官はJNNの取材に応じ、立候補に必要な推薦人20人の確保に「メドが立ってきていて立候補表明をできる状況になってきた」と明言。来週10日に出馬会見を行う予定で、きょう午後にも方針を表明する。