皇族の人数減少をめぐる議論だけでなく、皇位継承のルールに関する議論もまとまっていない。皇位継承者は40年前の9人に比べ、現在は3人のみ。60歳未満では、悠仁さま1人なっている。2001年、愛子さまが誕生し、女性天皇や女系天皇を認めるべきではないかという議論が活発化した。女性天皇は、女性皇族が天皇になること。女系天皇は、母親からのみ天皇の血筋をひく子どもが天皇になることで、歴史上前例がないとされている。2005年、小泉政権では有識者会議を設置。女性天皇・女系天皇を認める報告書が初めてまとめられた。小泉総理は、皇室典範改正を目指す方針を表明。翌年、皇室に41年ぶりの男子・悠仁さまが誕生し、議論はトーンダウンした。以後20年、女性・女系天皇に関する議論はほとんど進んでいない。専門家は、結論が出ていない現状では、女性皇族は人生の選択ができないなどと話した。
