「キングメーカー」麻生氏の狙いについて。昨日、研修会で総裁選について話をしたが、麻生氏は河野氏の支持を表明した一方で、事実上の自主投票も表明している。なぜ自主投票を表明したのかについて、佐藤は「派閥内に別候補を支持する動きがあり、縛ることが出来なかった」と指摘。田崎は「派閥分裂の回避。ベテラン議員を中心に河野氏への反発が強い。前回の総裁選でも麻生派は1回目は自主投票だった。決選投票で岸田首相に投票し、党の主流派になる成功体験をしている。決選投票で勝ち馬に乗るのが狙い」と指摘。麻生氏にとっての理想の決選投票は小泉氏と茂木氏。麻生氏にとって最悪なのが、石破氏と小泉氏の決選投票。決選投票がこの2人になると、麻生派は主流派になれない可能性もある。2009年に事実上の退陣を迫り冷え切った関係の石破氏、そして後見人に菅前首相がいるので小泉氏には麻生氏的には乗りにくい。