小泉農林水産大臣は備蓄米について、早ければ6月頭には2000円台で棚に並ぶ姿を実現できる可能性が出てきたと語った。随意契約の手続きは来週にも始めると対策を急ぐ考えを示した。備蓄米はこれまで、集荷業者が落札したあと更に卸売業者を通じて小売店へ渡っていた。それが随意契約でスーパーなどに直接売り渡せるようになり流通のスピードアップを図る。大臣が今日協力を求めたのは楽天グループの三木谷社長で、三木谷社長は随意契約に参加する意向を示している。三木谷社長は5キロ2000円台の実現に向け頑張りたいと話し、自社サイトで玄米の備蓄米と精米機のセット販売を検討している。小泉大臣は街のスーパーや精米店を視察、コメ離れを懸念する店の声にも耳を傾けた。