「米は買ったことがない」などの発言を機に辞任した江藤拓氏に変わり、小泉進次郎氏が農水相に就任した。小泉氏は昨日、楽天グループ・三木谷会長と面会し、備蓄米の流通方法などについて話し合った。今週発表された5kgあたりの米の平均価格は過去最高値を更新する4268円で、去年同時期の倍以上となっている。石破首相は今週水曜の国会で「米は3000円台でなければならない」などと発言。小泉氏は昨夜、備蓄米を「随意契約」で売り渡す方針を示した。これまで備蓄米の放出は高値を提示した集荷業者が落札する競争入札で、値段が下がらないという指摘があった。一方、随意契約だと政府が予定価格を定めて事業者を選ぶため、競争入札より安い価格で流通できるとみられるが、業者の選定など公平性の問題が指摘されている。小泉氏は一昨日、日本テレビの番組内で「今は緊急事態なので随意契約を政治判断でやっていかなければいけない局面。価格破壊のような形を起こさないとこの空気は変わらない」などと話した。
小泉氏の政策について街の人からは「できるならやってほしい」や「農家のことも考えて良いバランスを見つけてほしい」などの声が聞かれた。埼玉・杉戸町の米農家からは「備蓄米100%なら2000円台は問題ない。米価の高止まりは消費者の方に申し訳ない気持ちがある」などと話した。また小泉氏に期待することとして「中長期的にブレない政策を打ち出してほしい」などと話した。
小泉氏の政策について街の人からは「できるならやってほしい」や「農家のことも考えて良いバランスを見つけてほしい」などの声が聞かれた。埼玉・杉戸町の米農家からは「備蓄米100%なら2000円台は問題ない。米価の高止まりは消費者の方に申し訳ない気持ちがある」などと話した。また小泉氏に期待することとして「中長期的にブレない政策を打ち出してほしい」などと話した。