パリパラリンピック自転車の女子個人ロードレースで53歳の杉浦佳子選手が、車いすテニス男子シングルスで18歳の小田凱人選手が金メダルを獲得した。杉浦佳子選手は前回大会は50歳で初出場し金メダルを獲得している。女子のロードは14.2kmの一般道コースを4周し、56.8kmで着順を争う。先月末には2人目の孫が誕生した杉浦。ゴール直前には3選手でのデッドヒートとなり、最後の力を振り絞る。3人が同タイムとなったが、わずかに抜け出した杉浦が1着となり連覇を達成した車いすテニス男子シングルス決勝には初出場の18歳、小田凱人選手が出場。世界ランキング1位・A・ヒューウェットと対戦し死闘を繰り広げた。小田は4ゲームを連取し、逆転勝利。最後はコートに倒れ込み喜びに浸った。18歳での優勝はこの種目、最年少記録。