天才子役として1930年代から活躍した現在89歳の中村メイコは、元祖アイドルとして明日待子を挙げた。明日待子についての本の著書で、中央大学客員研究員の押田信子氏に話を聞いた。明日待子は1933年、ムーラン・ルージュ新宿座に13歳でスカウトされデビューしたライブアイドルの元祖と呼ばれているという。さらに、カルピスやキッコーマンなど様々な企業の広告に抜擢され、小田急ロマンスカーの車内放送も担当した。明日待子の噂は口コミで広まり、黒澤明監督も劇場に並んでいたという。明日待子は、2019年に99歳で亡くなった。