小豆島でオリーブ栽培が始まったのは1908年。魚の缶詰め用オイルとして生産が始まった。しかし、1960年頃から安い海外さんに押されて徐々に衰退し、全盛期の10分の1以下にまで落ち込んだ。秋長さんは20代の頃、農協の職員としてその実情を見ていた。その後、秋長さんは44歳で退職し、耕作放棄地を利用して栽培を始めた。さらに、仲間を募り生産者を増やした。健康ブームや食文化の変化から消費が拡大し、生産技術も向上し、海外の品評会でも高い評価を得るようになった。
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