東証・日経平均株価が2日には1987年のブラックマンデーの翌日に次ぐ下げ幅だったが、きのうは過去最大の下げ幅4451円以上安くなった。きょうは過去最大の上げ幅となり3217円。3000円を超えたのは初めて。井上さんは「世界同時株安でここまで下がれば底値を探る投資家が買い直すだろうなと思います」などと話した。みずほリサーチ&テクノロジーズの酒井さんは株取引アプリの影響も要因のひとつと考えられると話している。株取引アプリとはスマートフォンなどで利用することができ、国内外の外国株式との取引や保有資産の収支の確認などが行える。その中の自動設定で元本割れ直前に売りなどを設定すると自動的に売買するアルゴリズム取引の影響で売りが売りを呼ぶ結果となった。反発したことについてマーケットを主導する外国勢が投げ売りし、売られすぎ状態となったためきょうは外国勢が買い直した。酒井さんは「短期で値を戻すということはアメリカの先行きと日本経済の足元がそこまで悪くないという表れ。」などと話した。