三菱アセット・ブレインズ 齋藤恒彦さんに話しを聞く。テーマは「投信信託の売り時・入れ替え時期を考える」。運用目標額に到達したとき・リスク許容度が変化したとき・投資信託の性質が変化したときと3つのタイミングをあげ説明し「運用責任者の変更を公表しているファンドは今のところほとんどなく、公表されても投資家はどうすればいいのかよくわからないのが実態、ポートフォリオの変更は月報をよくみていればわかるがどうアクションを起こせばいいのかわからない方も多い。販売会社がタイムリーに情報提供することが重要になってくると思う」などと話した。また「重要な事象が発生した時にパフォーマンスへの影響を未然に防ぐことや、悪化した場合は一刻も早く改善策を講ずる体制が運用会社には求められる」などと話し、投資信託会社のプロダクトガバナンスの順守について説明した。