中国との対立について及川佑子が解説。グレーゾン戦術と呼ばれる岩礁を埋め立てて人工島を造成するなど行為により、船同士が衝突して軍事的な衝突にエスカレートする危険がある。南シナ海は原油を積んだタンカーなどが通る重要な仕入れ園でもあり、中国は沖縄県の尖閣諸島についても中国固有の領土と主張しており、中国海警局の船の日本の領海侵入は今年だけで約10件確認されている。日本はフィリピン沿岸警備隊の人材育成などに協力を始めており、海上保安庁が手入れや安全点検の方法など運用面での指導を行ったり、去年はレーダーの防衛装備品をフィリピンに輸出した。日米フィリピンの連携強化について中国側は北京駐在の横地晃講師を読んで抗議を行っている。