パリパラリンピック陸上男子100m決勝に川上秀太が登場。川上は交通事故で小学3年生の時に視力が低下、今大会がパラ初出場となる。伴奏を付けずに走るこのクラスで川上はスタートこそ出遅れたが、10秒80で3着に入った。視覚障害クラスの短距離では日本男子36年ぶりのメダル獲得となった。バドミントン女子ダブルス決勝には連覇を狙う里見紗李奈・山崎悠麻ペアが出場。今大会を集大成と位置づけ、接戦を演じたが、強豪中国ペアに敗れ銀メダル。それでも2大会連続のメダル獲得だ。男子ダブルスでは梶原大暉・村山浩ペアが銅メダルを獲得。射撃の混合エアライフル伏射ではピンク髪がトレードマークの水田光夏が2度目の出場で、この競技日本勢初のメダルとなる銅メダルを獲得した。ボッチャでは女子の3位決定戦に遠藤裕美選手が出場。今大会から男女別での実施となり、女子選手では初めて個人種目のメダルとなる銅メダルを獲得した。