JR福知山線脱線事故から21年。ことし2月には脱線事故が起きたJR福知山線の踏切で警報機や遮断機が作動しないまま電車6本が通過するトラブルが発生。遺族や関係者からは「JR西日本の安全に対する姿勢は21年たっても変わっていないのではないか」という声が相次いで聞かれた。林は「今後は講演や取材など事故の記憶を話す活動を積極的にしていきたい」と話した。被害者や家族たちが事故現場の線路沿いを歩いて犠牲者を悼む催しをしたり、再発防止を願ってしおりを作ったりしている。しおりにデザインされているのは事故の負傷者が描いた絵。毎年現場近くの駅で配られている。事故の日の前夜には追悼施設でろうそくに火をともして事故の教訓を語り継ぐ催しが毎年行われていたが、ことしは高齢化を理由に実施されなかった。事故のことを忘れないでほしいというメッセージをどのように発信し続けるかも課題になっている。
