きのう発生した台風10号は週明けには日本を直撃する恐れもあり、大雨などに警戒が必要。台風10号は来週の火曜日ごろには強い勢力で日本を直撃し、東日本や西日本を中心に大雨などをもたらす恐れがある。実は、去年のほぼ同じ時期に似たルートを通り、各地に大きな被害をもたらした台風があった。それは、去年の8月15日、和歌山県に上陸した台風7号。三重県では最大瞬間風速37.9メートルの暴風が吹き荒れ、2万1000戸以上の停電が発生した。記録的短時間大雨情報が出された京都では、強風で駐輪場の屋根が吹き飛び、土砂崩れで木々が流れ込み建物が倒壊。最大級の警戒を呼びかける大雨特別警報が発表された鳥取県では、道路が冠水し、橋の一部が崩落した。このような危険な台風となる恐れもあり、警戒が必要。