2018年におてつたびを創業した永岡。しかし当初は協力してくれる事業者探しに苦労した。そんな中、ついに救いの手が。長野県の山ノ内町にある癒やしの宿 幸の湯の井戸聞多さんは最初におてつたびを受け入れてくれた。この旅館で、おてつたびが行われた際には永岡も利用者に混じって参加した。自ら率先して宿の仕事に励んだ。自ら熱意をみせることで関係を築いた。こうして地道に協力してくれる事業者を増やし、今ではその規模を1900軒に以上に拡大した。永岡は愛する地元を友達に語ると、どこ?と聞かれた時に伝えられないもどかしさなどを感じたという。また、27歳の時に会社を辞め、東京の自宅も解約し、全国を回ったという。その間夜行バスの旅があがったという永岡。どうしたら尾鷲のような地域にスポットライトが当たる未来を作れるか、その思いだけで会社を辞めたと答えた。また農家のお手伝いをし、大変ながらもその地域の魅力を知ることが出来、それがずっと残っていたという。また最初は一人で事業を行っていたが100軒の事業者に連絡をして反応があったのはそのうち1軒のみ。しかしその1軒が嬉しかったと答えた。