「秘境の一杯」を求め、香川・高松駅から約60分、車を降りてさらに山道を進むと平日でも行列ができる「純手打ちうどん 山内うどん」。讃岐うどんの代表とも言える麺と出汁のシンプルスタイルで一杯250円。冷たい麺にアツアツの出汁をかけることでうどんのコシをより楽しめる「ひやあつ」を注文した阿部さんは「麺ぷりぷり!口の中で踊っている。優しい味。関東・関西で味が違うのはもちろん、そこからさらにいりこがアクセントになっている気がする」などと感想を言った。カタクチイワシの煮干しを「いりこ」と呼ぶ。瀬戸内地域では「いりこ」の出汁が定番で、強い旨みと香りがうどんに合う。本場のうどんに感動している阿部さんをみていた常連さんが「噛んじゃダメだよ」と言い、喉越しを楽しむ食べ方を教えてもらった。常連さんは麺も出汁も冷たく、コシと喉越しを楽しめる「ひやひや」や、濃いめの出汁に麺をつけて出汁の風味を味わう つけ麺風の「湯だめ」など様々なスタイルを楽しむ。美味しさの秘けつは5~6時間生地を踏むこと。踏むことで小麦粉の中のグルテンが結合し、コシのある麺が完成する。さらにもう1つの秘訣は大釜。
住所: 香川県仲多度郡まんのう町大口1010
