きょうは午前中に長崎県で線状降水帯が発生し、午後も宮崎県で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降った。長崎県を含む九州北部と山口県では、線状降水帯が発生する可能性がある。鹿児島・出水市では国道脇ののり面が高さ10メートル、幅40メートルにわたって崩れた。車などに被害はなくけが人もいないという。西日本と東日本ではあすにかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、西日本では非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがある。特に福岡県と佐賀県、大分県、熊本県、長崎県、山口県では、あすの午前中にかけて線状降水帯が発生し災害の危険度が急激に高まる可能性がある。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに注意が必要。