4年前に飲酒運転事故を起こしたTOKIO元メンバー・山口達也さんは、アルコール依存症を公表し、現在は治療を続けながら自身の経験を元に講演活動を行っている。山口さんの今を取材した。山口さんは4年前、酒気帯び運転で現行犯逮捕された。山口さんは、公式Xに自戒の念を投稿。山口さんは、アルコールを断てずはまり続けた裏側、自身に起こっていた真実について語った。
先月15日、埼玉・さいたま市、カンセイ工業決算報告会に元TOKIO・山口達也が登場。アルコール依存症の講演を全国で行っている。酒に強い人に憧れ連日飲みに出かけていた。30代半ばになりテレビ番組など多忙を極めると、飲酒に変化。自宅で一人飲みをするようになる。酒が増えるにつれ、記憶を失う「ブラックアウト」の頻度も増加。不思議と仕事はできていて問題とは思っていなかった。しかし2018年、飲酒トラブルで旧ジャニーズ事務所を退所。2020年、バイク事故を起こし酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。信号待ちの車に追突、双方にケガはなし。呼気からは基準値の約5倍にあたるアルコールが検出された。飲酒で記憶が無いブラックアウトの状態で30分間バイクを運転していたという。専門病院を受診し初めてアルコール依存症と認識。入院治療を受け自助グループにも参加。