日本がイギリス・イタリアと開発を進める次期戦闘機の輸出を、条件付きで解禁することに今日与党が合意。防衛装備品の輸出は、これまで共同開発をしている国に限られていたが、今後は第三国にも輸出できるようになる。ただ条件があり、輸出するのは次期戦闘機のみ、防衛装備品などの移転協定を結ぶ国に限り、紛争国は除外される。日本の戦闘機輸出の必要性について、共同開発するイギリス・イタリアは、戦闘機を他国に売ることによって生産を増やしコストを下げることを日本にも求めている。総理は、それを受け入れなければ日本が望む能力の戦闘機開発困難になるという。一方公明党は歯止めを求めていた。輸出する場合には、案件ごとに閣議決定が必要になる。与党合意を受け、政府は輸出解禁の方針を26日にも決定する見通し。