総裁就任から一夜明けたきょう、自民党・石破茂総裁は連立を組む公明党の党大会に出席。公明党は山口那津男氏の後任として石井啓一代表の新体制が発足。石井代表は「まずは次期衆議院選挙を勝ち抜きたい」、石破総裁は「自由民主党総裁として全力を尽くす」と述べた。選挙を見据えた石破新体制の顔ぶれが明らかになってきた。選挙対策委員長には小泉進次郎元環境大臣を起用、党のナンバー2、幹事長には森山裕総務会長を起用する方針を固めた。総裁選を戦った林芳正官房長官を要職に起用する方向で調整。決選投票で各都道府県に割り振られた1票が石破氏か高市早苗氏、どちらに投票されたかを示す図。石破氏が東北や四国、山陰や九州などの地方で強さを見せる一方、高市氏は首都圏や関西など都市部の票を獲得。総裁選では高市氏の推薦人には裏金問題の対象者である安倍派議員が多く名を連ねていた。石破総裁はあさって党の役員人事を行い、翌日総理指名、組閣に臨む予定。