松坂大輔はオリックスのキャンプ地にやってきたがその中で怪物の卵と感じたのは齋藤響介。177センチ72キロと細身だが、去年9月のプロ初先発では力強いストレートで回無失点の好投に。松坂が注目したのは腕の使い方。ショートアームと言われる特徴的なフォーム。一般的な場合では腕を大きくおろして投げるがショートアームは大きなテイクバックがない。ショートアームのメリットに齋藤は高めに浮いたりばらつきがあったが、ショートアームでそれがなくなったという。さらに松坂は齋藤にあるのは安定感だけでなく、小回りのきく車のようでパワーもあるという。