岸田文雄総理大臣は昨日マイナ保険証を活用して受け付け業務を効率化した山形県内の病院を訪れた。岸田総理は「利用率も今年に入って増加傾向にあるが、さらなる底上げが必要」と語った。政府は12月に今の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに保険証機能を持たせたマイナ保険証に一本化する方針を固めている。しかしトラブルが相次いでいることなどから、先月の利用率は6.56%で岸田総理は準備作業を加速する考えを強調した。岸田総理は「デジタルとアナログの併用期間をしっかりと設け、すべての人が安心して確実に保険診療を受けてもらえる環境整備を進めていきたい」と述べた。