- 出演者
- 島本真衣 大下容子 佐々木亮太 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一 増田ユリヤ 田中道昭
オープニング映像のあと、大下容子さんの「こんにちは5月20日月曜日大下容子ワイド!スクランブル。最初のニュースはこちらです。」と挨拶。
オープニング映像が流れた。
山梨県は富士山の“吉田ルート”で7月から、富士山への1日あたりの登山者の上限を4000人にして通行料金として2000円を徴収することを決めている。山梨県はこの入山規制に伴うトラブル回避のための予約システムを午前10時から予約の受付が始まりました。予約は登山前日まで可能で通行料金2000円が決済する必要がある。ただ自己都合によるキャンセルは返金されないとのこと。なお山梨県は当日に登山を希望する人の予約枠を1000人以上確保するとしている。
多くの日本人にとって重要な制度「年金」。この制度が今年大きく見直される可能性がある。そんな中、先週開かれた厚生労働省の審議会で議論されたのは「第3号被保険者制度」について。「第3号被保険者」とは、会社員や公務員などの配偶者は年金保険料を支払わなくても基礎年金を受け取れる制度のこと。条件は厚生年金保険被保険者の配偶者で20歳以上60歳未満、年収は130万円に達しないことなどがあり、700万人以上が対象となっている。ただ、この制度を巡っては「専業主婦らだけが保険料を支払わず年金をもらえるのは不公平だ」という声が上がっており、先週の厚労省の審議会では制度の縮小を探る議論が交わされたという。縮小となれば専業主婦にとっては保険料負担を求められることにもなりかねない。
先週、厚生労働省の審議会で行われた保険料を支払わずに年金がもらえる「第3号被保険者制度」の縮小を探る議論。「第3号被保険者」と家族からは困惑の声があがっているが、夫婦共働きで年金保険料を支払っている女性は「その制度を知らなかった。知っていたら自分も無理に働かなくてもいいかなって」「働いている私たちからするとうらやましいじゃないけど、いいなって思う部分はある」などと話す。それぞれの立場から聞こえてきた「第3号被保険者制度」に対する賛否の声。そもそもこの制度ができたのは、「夫が働き妻が家庭を守る」という考え方が一般的だった時代に、所得などを得られない専業主婦などの年金権の確保などが目的だったとされる。しかし40年前は大半を占めていた専業主婦世帯は、現在共働き世帯の半分以下に減少。そうした実態とのズレも不公平感を加速させている。また、「第3号被保険者制度」の現状については、配偶者の扶養から外れてしまう年収の境目”130万円の壁”により、働きたい主婦らが仕事を制限している問題もある。今の公的年金制度への不安の声も多く上がっていた。少子高齢化・物価高騰など様々な課題に直面している日本。多くの人が納得できる年金制度の形とは何なのか。
「第3号被保険者制度」とは、会社員などの配偶者が年金保険料を支払わなくても基礎年金が受け取れるというもの。条件は厚生年金保険被保険者の配偶者で20歳以上60歳未満、年収は130万円に達しないこと。対象者は700万人以上おり、主に専業主婦が該当する。社会保障審議会は第3号被保険者制度の縮小を探る議論を先週行い、年内に議論を取りまとめ来年の通常国会で改正法案提出の見込みとなっている。連合が行った「いまの公的年金精度を見直すべき?」とのアンケートには70.8%の人が「見直すべき」と回答している。ただ、経済ジャーナリスト・荻原博子さんは「第3号被保険者が間もなく直面する106万円の壁が問題」と指摘する。企業で働くパートタイマーで、週勤務が20時間以上、年収が106万円以上の人は会社の厚生年金・健康保険など社会保険に加入することが義務となっている。ただし、現在は従業員数101人以上で、今年10月~は51人以上の企業が対象。政府の方針としてはゆくゆくは全企業を対象とする。萩原さんは「例えば託児所のような子どもを預けられる場所が不足していて、女性が働ける環境が十分ではないのに、そこからお金を集めようとしても納得する人は少ない。まずは子どもを育てられる環境づくりが先ではないか」と言及する。増田さんは「1985年にできた制度で、私はその頃大学生だったんですが、その翌年に男女雇用機会均等が施行されている。じゃあそのことをを考えていなかったのか。女性も男性と同等に働けると私たちの世代は考えて一生懸命働いて、子どもを持てなかった人もいる。そうすると今度は私は職場で『産まなかったくせに』と言われたこともあった。それぞれの立場によって社会保障の問題って微妙なところがあると思うんです。ただ、社会保障は保障してもらうものなので、それぞれがどう考えるかということもあると思うし、いきなりいままで保証されていた方たちがなくなるのも話が違うと思うと思う。現状を考えて、時代に見合った保険を真剣に考えないといけないと思う」などとコメントした。
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- 日本労働組合総連合会荻原博子
強烈なニオイを放つカメムシが全国各地で大量発生。平年の280倍を超える地域まで出ている。そのカメムシによって果物が被害にあっていて、果樹農家の苦悩もあるようだ。イスラエル戦時内閣の主要メンバー・ガンツ前国防相が18日、戦時内閣からの離脱を示唆し波紋を広げている。ガンツ氏が政権に対し踏み込んだ発言をした理由とは。
ドジャースvsレッズ。ドジャース・大谷翔平が2番指名打者で先発出場し劇的なサヨナラヒットでドジャースが勝利。大谷は「なんとかヒットで終わらせたいなと思っていた」と述べた。ロサンゼルス市庁舎を訪れたドジャース・大谷翔平。ロサンゼルス市は5月17日を「大谷翔平の日」と制定。大谷は「この日を迎えられたことが私自身すごくうれしい」と述べた。東本願寺ロサンゼルス別院・伊東憲昭住職は1955年に僧侶だった父親の赴任をきっかけに渡米。ドジャースファン歴は60年。しかし大谷翔平だけはエンゼルス時代から家族で応援していたという。檀家もほとんどドジャースファンだという。
大谷選手の活躍がロサンゼルスの日本人街に活気をもたらしている。ロサンゼルスの中心部に位置する「リトル・トーキョー」。約140年の歴史があり、最盛期には人口3万5000人以上だったそうだが、太平洋戦争中にアメリカ政府が日系人を敵性外国人として各地の収容所に強制的に送ったため離散したという。戦後に一部が戻ったものの、再開発が進む中で立ち退きを余儀なくされた日系商店もあり、史跡の保護に取り組むアメリカの非営利団体「歴史保護ナショナルトラスト」は1日、存続の危機にある歴史地区に指定したと発表したという。伊東住職は大谷選手の巨大壁画が街のホテルに描かれ人が集まり活気が戻ってきていると、大谷選手が活躍すればするほどリトルトーキョーにいい影響を与えてくれると話している。伊東さんはオフシーズンになったら大谷選手と山本由伸投手をリトルトーキョーに招待してイベントを開きたいと話している。そんななか、メジャーリーグ・パドレスのダルビッシュ有投手がブレーブス戦に先発登板し、日米通算200勝を達成した、などと伝えた。
ネタニヤフ政権に踏み込んだ発言をしたガンツ前国防相は、現在64歳。1977年、18歳の時にイスラエル軍に入隊後、2011年に参謀総長に就任。2015年に退役したあと政界に転身し、現在は中道野党の党首を務めている。ガンツ氏はイスラエルの世論調査で、ネタニヤフ首相を上回る支持率となっていて、ガンツ氏はネタニヤフ首相とはライバル関係にある。そんな中、去年10月にハマスによる急襲を受け、ガザでの戦闘方針を決める戦時内閣が発足し、ガンツ氏はネタニヤフ氏との対立を棚上げして、戦時内閣の主要メンバーに加わった。対ハマスのもと、協力関係が続いているとみられていたが18日、戦時内閣からの離脱を示唆する事態になっている。一方、ネタニヤフ首相はハマスではなく「首相に最後通告を出すのか」と激しく反発したとしている。このタイミングでガンツ氏がネタニヤフ政権に反旗を翻したことについて、宮田律理事長は「バイデン政権の意向が関わっているのでは。ガザでの戦闘を長引かせたくないバイデン政権が、人気の高いガンツ氏を動かしたのでは」などと推察。今後の動きについて宮田理事長は「ガンツ氏は、ガザでの戦闘に嫌気が差している閣僚の取り込みに動き、総選挙の実施に向け、動くことが想定される」としているが一方、ネタニヤフ首相は「政権を維持するため連立を組む極右勢力との関係を盤石にするため、極右勢力が主張するガザ地区への攻撃や支援物資搬入の妨害を更に強めようとする恐れがある」とみている。
ブレーブスvsパドレス。ダルビッシュ有は7回まで無失点に抑える好投。パドレス9-1ブレーブス。ダルビッシュ有は、日米通算200勝の快挙を挙げた。
農林水産省によると去年採れたリンゴの量は前の年から18%あまり減少して、約60万トンと統計が残る1973年以降最低となった。去年は春先の気温が低く、凍結や霜の被害が多く発生したことに加え、夏の記録的な猛暑でリンゴが変色する被害が相次いだことが原因。高齢化や担い手不足で栽培面積の減少に歯止めがかからないことも影響した。
次の衆議院選挙後の政権について「政権交代を期待する」と答えた人が半数を超えたことが、ANNの世論調査でわかった。「次の衆院選後に自公政権の継続を期待する」と答えた人は39%、「政権交代を期待する」は52%だった。岸田内閣の支持率は20.7%で、先月の調査より5.6ポイント下落し、「支持しない」と答えた人が9.1ポイント増え60.8%だった。子育て支援の財源として医療保険料に新たな負担金を上乗せして確保する法律案について「支持する」と答えた人は約3割で、「支持しない」が6割を超えた。更に6月から1人当たり、所得税など4万円の減税が始まることについて「物価高対策として有効と思わない」と答えた人は58%だった。皇位継承について「女性にも認めるべき」と答えた人が8割を超え、「男性に限るべき」は10%だった。
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岸田文雄総理大臣は昨日マイナ保険証を活用して受け付け業務を効率化した山形県内の病院を訪れた。岸田総理は「利用率も今年に入って増加傾向にあるが、さらなる底上げが必要」と語った。政府は12月に今の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに保険証機能を持たせたマイナ保険証に一本化する方針を固めている。しかしトラブルが相次いでいることなどから、先月の利用率は6.56%で岸田総理は準備作業を加速する考えを強調した。岸田総理は「デジタルとアナログの併用期間をしっかりと設け、すべての人が安心して確実に保険診療を受けてもらえる環境整備を進めていきたい」と述べた。
大分・別府市で行われた将棋の名人戦第4局は、豊島将之九段が藤井聡太八冠に勝利した。豊島九段は「第5局につながったのでよかった」、藤井八冠は「気持ちを切り替えて頑張りたい」と語った。名人戦は藤井八冠の3勝1敗となり、第5局は26日から北海道紋別市で行われる。
中学校の修学旅行で、貸し切りバスの運転手が足りずにバス会社が直前にキャンセルをし、波紋が広がっている。ドライバー不足が原因で、投稿者の娘が修学旅行先の京都で利用するはずだったバスが急きょキャンセルになり、在来線を利用することになったという。きっかけの1つはバス運転手などの長時間労働を改善したことによって生じているいわゆる2024年問題。修学旅行を担当した経験もある関西を中心観光バスを運転している前平章博さんは「修学旅行の旅行会社からの依頼料金が低いから、バス会社が嫌がるというのは聞く。転職する人も増えて悪循環になっていく」と語った。
米国の臨界前核実験を受け、被爆地の広島県では、原爆資料館で表示されている最後の核実験からの日数がリセットされた。広島・広島市・原爆資料館にある地球平和監視時計の「最後の核実験からの日数」が、きのう被爆地から抗議の意を訴えるため、14日に米国が行った臨界前核実験から経過した日数である5日に切り替えられた。原爆資料館・石田芳文館長は「(G7広島サミットから)・核兵器のない世界の実現に向けた思いを高めてもらったと思っていたが、(リセット)しないといけないことは非常に残念」と語った。
次の衆議院選挙で政権交代を期待する人が半数を超えたことがANNの世論調査でわかった。政府与党はこの結果をどう受け止めているのか。自民党内からは「今、選挙をすれば2009年と一緒で惨敗するだろう」との厳しい声が上がっている。今週末行ったANNの世論調査では、次の衆院選後に「自公政権の継続を期待する」と答えた人は39%にとどまった。先月持ち直した岸田内閣の支持率も再び20.7%に落ち込んだ。自民党の政党支持率も32.5%に下落し、2012年に自民党が政権を奪還して以来最低の数字となった。自民党内からは「自民党に投票しない雰囲気がある」と分析する声や、幹部からは「支持率が上がる要素なんてない」と打開策に苦慮する声が出ている。「政治資金規正法」については、このあと岸田総理が国会でどこまで踏み込んだ発言をするかが注目される。先程、立憲・国民は政策活動費のは医師などを盛り込んだ法案を共同提出した。野党側は「企業団体献金」のは廃止なども求めているが、自民党はあくまで「裏金事件の再発防止策」と考えており、合意は困難な状況。