弾道計測器が球速の伸びない原因になっているかについてはその一つとしてはあるかもしれないということで、球のキレが可視化されるのは一つの原因かもしれないという。縦方向の変化が大きいボールがキレのあるボールとのことだった。和田毅もスピードよりもキレで抑えるタイプであり、最高球速149km/hだったが日米で165勝を挙げていた。球の見どころが見えづらいフォームに打者はギャップ(キレ)を感じるという。そのため反省ポイント1として「弾道計測器によってキレが可視化され、球速以外にバッターを抑える手段が増えた」となった。現在は1秒あたりの撮影コマ数の多い映像をもとに球を追跡・記録する映像トラッキングシステムも出てきていた。