富士山の北に位置する青木ヶ原樹海周辺で山梨県が夜間にドローンを使った自殺防止のための見回りを始める。今回の取り組みでは、まず上空のドローンから体温を感知できる赤外線カメラで人を探す。人を見つけるとスピーカーが搭載された別のドローンが位置情報をもとに現場に向かい、地上の監視員からの声を上空から届ける。山梨県では、人口10万人あたりの自殺死亡率は2年連続で全国ワーストを記録している。県の担当者は「自殺しようとする人を保護していきたい」としている。
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