山梨県側の富士山5合目は山開き直後であることから多くの人が駆けつけている。しかし、弾丸登山や軽装での登山によるトラブルが相次いでいるのが現状となっている。一方で規制の強化も行われると弾丸登山の数は95%減となるなど効果は見られた。そして、今年からは門が新調され鉄製の幅8m・高さ3.5mという物となっている。鳥居をイメージしたつくりで24時間体制で対応を行うとともに、門が閉じる時間も午後4時から午後2時に早まった。ゲートの通行料は去年は2000円だったのを今年は4000円に値上げし、通行料を払うとリストバンドを受け取ることができ通行できる。軽装の登山者に向けては富士山レンジャーという係員が通行を拒否することも可能となるなど、ルールの厳守に向けた対応が進められている。担当者によると通行拒否はなかったものの、初日には約50名の方に装備の指導を行ったとしている。売店で装備を購入・レンタルすれば通行は認められるのだという。長袖の防寒着や登山靴、上下で分かれた雨具などが大切となる。