現在公開中の映画「ベートーヴェン捏造」は、バカリズムが脚本を手がけた作品。中学の音楽教師と生徒の会話から始まるこの映画、ドイツの天才音楽家として知られるベートーヴェンの人物像が、実は秘書であるシンドラーが作り上げたものだったという歴史ノンフィクションが原作のエンターテインメント作品。ドイツ人を日本人が演じたことに対し、バカリズム本人は最初は”大丈夫かな”と思ったと話した。史実のため、原作の登場人物は全員外国人。それをバカリズムは、中学生の想像という設定にすることで日本人が演じる違和感をなくす脚本に仕上げた。