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「山鳥毛」 のテレビ露出情報

拵は洋服みたいな感じで、仕事用やお洒落用などありデザインや素材が異なり入れ替えていた。ルールもあり、江戸城登城の際は黒漆塗など細かいルールが存在したという。お国拵と言い、藩や地域ごとに特徴的なデザインや技法が存在。拵を作る工程は分業制。鍔などの金具を作る金工師、刀身と鞘の繋ぎ目の鎺を作る白銀師など5人の職人が関わり、制作期間は最低でも半年以上。現存するものでは、上杉謙信が愛用した国宝山鳥毛の合口造鞘黒蝋色塗柄革巻拵や、桶狭間の戦いで前田利家が使っていたという金粉などを巻き付けた拵などが有名。今回アートとして見てほしいのは、姫路城に眠っていた超貴重な拵をスタジオで鑑賞。ポイント1つ目は、印象を消えるキャンバスとなる鞘。塗師が2か月以上かけて漆を塗り上げ、そこに色を入れたりデザインを施す。金梨子地は、漆を塗り金粉を蒔いて透明な漆を塗って研いだ技法。魚々子(ななこ)は、魚の卵のような小さい丸い粒の連続模様で、金槌で粒を一つずつ刻む。太刀掛は、飾る太刀に合わせて作った専用の台。

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