今月に完成した夢のマイホーム。男性は2歳の娘、妊娠中の妻と3人、新居で楽しく暮らすはずだった。しかし、新居の床にはくっきりと足跡がいくつも残っていて、壁には傷跡も。今回住宅診断のプロにトラブルの状況を詳しく診てもらうと、問題は家の外にも見つかった。壁の傷や足跡に加えて依頼していない電源が設置されて費用も発生しているという。イット!が施工業者に問い合わせると修繕箇所があることは認めた上で、現地で状況を確認し対応を提案したいと相談し、再度修繕などが難しいという返答は正確ではないと認識しているとして、住人の主張と一部食い違いが起きている。こうした新築やリフォームなどの住宅トラブルが近年増加していて、15年間で4倍以上に。直近では3万5000件を上回っている。住宅診断士の加藤さんは全ての修繕が完了したことを確認して住宅の引き渡しを受けることも有効だとしている。いまも人と施工業者の改善に向けた前向きな話し合いが続けられているという。