天皇陛下は新年にあたって文書で感想を寄せ、全国で相次いだ災害のほか、世界各地で起きている戦争や紛争に触れた上で、新しい年が我が国と世界の人々にとって明るい希望を持って歩んでいくことのできる年となることを祈ります、と述べられた。天皇陛下は5月に即位から5年の節目を迎えられ、今年は皇后さまとともに、全国植樹祭で岡山県を、(国体から名称変更した)国民スポーツ大会で佐賀県を、国民文化祭で岐阜県を、全国豊かな海づくり大会で大分県を訪問する見通しで、地方訪問などが本格的に再開された去年に続き、各地を訪れて多くの人と触れ合われる1年になりそう。皇居では元日の今日、新年祝賀の儀が行われ、あすは新年一般参賀が行われる。