鳥取県の智頭駅と兵庫県の上郡駅を結ぶ路線を運行する智頭急行は、ことし12月開業30年を迎えるのに合わせて駅の写真や感じた魅力をSNSに投稿した人に、記念品をプレゼントするキャンペーンを行っている。鳥取県や兵庫県など沿線自治体が出資する第3セクターの鉄道会社智頭急行は、30年前の平成6年12月に開業し、昨年度は前の年度に比べておよそ16万人多い92万2000人余りが利用している。節目の年に合わせて智頭急行はSNSで路線内の駅の魅力を発信した人に無料でキーホルダーをプレゼントする取り組みを始めた。発信の対象となるのは、駅名の「恋」の文字に合わせて11年前に駅舎をピンク色に改修し、今も話題を集める智頭町の恋山形駅でSNSに駅舎の写真とともに「#恋山形駅」をつけて感じた魅力を投稿することで参加できる。期間は来月4日までで智頭駅、上郡駅、岡山県の大原駅で駅員に投稿画面を見せると恋山形駅の文字が入ったキーホルダーがプレゼントされる。智頭急行は「多くの皆さまに駅を訪れてもらい応援してもらいたい」と話している。