- 出演者
- カズレーザー(メイプル超合金) 岩田絵里奈 南原清隆(ウッチャンナンチャン) 大沢あかね 村上(マヂカルラブリー) ゆうちゃみ 浮所飛貴(ACEes)
最終回の今夜は、不老不死SP。
最終回のテーマは第1回と同じ「人類の夢!不老不死SP」。まずは、がんのラスボス撃破&老化阻止。進化を続ける光免疫療法について専門家の小林先生が解説した。
5年相対生存率8.5%のがんのラスボス、すい臓がん。硬くなり薬が効きにくい厄介な性質を持つすい臓がん、今年に入りその原因である線維芽細胞にくっつく薬が開発された。さらに、がん細胞を増殖させる種悪の根源”がん幹細胞”。部位ごとのがん幹細胞に研究が進められてきたが、すい臓がんのがん幹細胞は長年正体不明だった。しかし、近年小林先生が共同研究でその正体を解明したという。上手く薬ができればすい臓がんを8割まで治せるようになるとのこと。
気になる光免疫療法の費用。小林先生の研究による進化で、薬の効果は最大30%アップし医療費の削減が期待できるという。元々放射線医師だった小林先生、がんで命を落とす患者を救いたいと34歳で渡米。そこで光免疫療法のアイデアを思いつき、30年近い歳月をかけて実用化までこぎつけた。
小林先生が肌の老化の仕組みと、光免疫療法について解説した。老化細胞が現れ始める30~40代から治療を受ければ、シワやたるみができにくい肌になる可能性があると言う。
光免疫療法で何歳まで生きられるのか、小林先生によれば感染症やがんを克服できれば生物学上は、人間の寿命は130年ほどではないかと話した。
- キーワード
- LINE
専門家の木村先生が開発した、痛みがなくがん発見率も大幅にアップした全く新しいマンモグラフィを紹介。木村先生が乳がんと従来のマンモグラフィ検査について解説した。新しいマンモグラフィは電磁界へのつきやすさを見て、水分と脂肪との差を捉え立体的に描き出しており、X線とは発想が全く異なるという。なぜ物理学者の木村先生がこの医療機器を開発できたのか。物理学と医学はともに進歩してきたが、この最新マンモグラフィを可能にしたのも木村先生が、世界で初めて解いたある”数学の理論”だった。
数学の世界には研究者たちが長年解けなかった難問「波動散乱の逆問題」がある。歴史的未解決問題と言われており、世界中の研究者が取り組んでいた問題だという。2012年、木村先生はこの問題を世界で初めて解明した。「波動散乱の逆問題」を使うことで、あらゆる物体を透視可能になるとのこと。
体を全透視してがんを3D撮影、波動散乱の逆問題とは。木村先生が「波動散乱の逆問題」について解説した。さらにこの問題の解明方法を思いついたのは、”コップの水を見ている時”だと話す先生にスタジオが湧いていた。木村先生が解き明かしたのは、マイクロ波で見えない物体を可視化する数式。これを応用し、石油やレアメタルの探査依頼が殺到しているというが、この数式は命を守る防犯にも応用されているという。
木村先生はウォークスルー型セキュリティシステムで、犯罪者の持つ拳銃や刃物だけを全数検査するという機械も作っており。100~200人を一斉検査できるようになっているとのこと。すでに実証実験済で、数千人を検査したところ的中率100%だった。木村先生は世界中で起こる銃撃テロで、人の命が理不尽に奪われる悲劇を見て物理学の力で防ぎたいと考えた。将来的には町の至るところに装置を組み込み、安全が守らえる社会を目指している。
木村先生の考える「不老不死」について。まずは、脳死以外の全ての死を解決したいと話す木村先生。病気で死ぬのは臓器の機能停止により、脳活動が停止するため。ならば、脳さえ守れば限界まで生きられるのではと木村先生は考える。木村先生の持論では、死は与えられるものではなく、タイミングを自分で選べるのが理想だという。
番組スタートから3年、総勢218名の見識者から様々な新知識を学んできた。そんな見識者達にとって「学ぶ。」とはなんなのか。
最後にカズレーザーから、3年分の総括。新しいことを学ぶ・知るのは本当に疲れるが、それを求める欲求はずっとあり、人間というのは前向きで欲深い生き物だと改めて思う番組だった。教えてもらう・知識を受け取るだけでも頭を使って大変だと感じるが、それをゼロから組み上げ教えてくれる先生方は比べ物にならないくらい大変なはず。それでも手強い問題に携わって、つらいと決して言わない。見識者・研究者の方々は気高い人々だと、感謝の言葉が尽きないと話した。
「X秒後の新世界」の番組宣伝をした。
「news zero」の番組宣伝。サントリーHD新浪氏「会長辞任」。
- キーワード
- サントリーホールディングス新浪剛史
「ちはやふる -めぐり-」の番組宣伝。