大阪・関西万博閉幕後の夢洲はどんな姿に生まれ変わるのか。第1期区域にはIR:統合型リゾートの計画が進んでいて、国際会議場や展示施設、宿泊施設、カジノなどが建設予定で、大阪府によると年間約2000万人の集客を見込んでいる。会場となっている第2期区域はモータースポーツを核とするエンタメ拠点とする計画。工事開始までの間、大阪市が公園、緑地として整備する方針で、大屋根リングの一部を保存する方針が計画されている。第3期区域の具体的な計画は未定。東西に位置するグリーンテラスゾーンにはメガソーラーが、物流ゾーンにはコンテナターミナルがあり、すでに稼働している。専門家は、より広い視点でのレガシー作りが必要だと指摘している。関西大学総合情報学部・岡田朋之教授は「夢洲全体をレガシーとして後世の発展に生かす方法が明確に示されていない。レガシーを関西全体で考える必要がある。周辺地域をつなぐネットワークの中でどう生かすかが課題」と話している。ファッションデザイナー・コシノヒロコは「関西は特に大阪は文化的な施設も非常に少ない。新しい空間の中であまり商業的じゃなく文化的、感覚的な、そこに行くだけで楽しくセンスが磨かれる場所になるといい」、東京科学大学教授・柳瀬博一は「大屋根リングの価値は建物じゃなく、上がった時の景色。観光船も結びつけられている」などとコメントした。
